【そしていつかまた。1.10.1.06】

僕には過去を思い出す写真や場所がありません。

震災の時に、津波で故郷の町や実家は跡形もなく、

幼い頃、小中学校、高校時代の写真も大学時代の写真も

全て流されてしまいました。


記憶を呼び起こすための物や場所がないということは、

過去の出来事が夢だったのか、想像上のことだったのか、

はたまた現実だったのか、区別がつかなくなるものと実感させられています。


インスタを始めた理由。

2年前にラヴくんの元気がない様子を見て、

元気な姿をいつまでも記憶に留めたくて。

1日2枚のうち1枚をラヴくんにして、目標は2000投稿。

本日の投稿数1573。

インスタにはラヴくんの元気な時の写真限定にして。


写真嫌いだったはずなのに、いつの間にかカメラまで購入していました。


愛するラヴくん

本日1:06お空へ向かいました。

12月初旬から膵炎、多飲多尿に悩まされ、年末に改善傾向にあり、

インシュリン注射で血糖値を調整していました。

年越しは、非常に順調で散歩の距離も伸びつつあり、ほっと一息。

しかし、1月4日に急に嘔吐、以降は下痢、ここ数日は昼夜問わず、1時間おきに血と水を出し続けていました。

連日の通院、投薬の効果もなく、

本日、自宅にてパパとママに看取られ、12歳10ヶ月の犬生を終えることとなりました。


悲しいのは言うまでもありませんが、それと同時に達成感もあります。

11月末からほぼ毎日通院、12月には1日2回の通院。

そして1月3日には、パパとママとラヴくんで散歩できました。

8歳の時に癲癇発作、昨年は悪性メラノーマで余命3ヶ月の宣告、

全て乗り越えて、今日まで。

出来ることは全て、やり切ったと思っています。

あんなに小さかったラヴくんと一緒に幸せな時間を

過ごすことができました。

きっとラヴくんもそう感じてくれたはず。

旅立つには少しだけ早かった気がするけれど。



またラヴくんが多くの人との縁を結びつけてくれました。

感謝感謝です。

今はありがとうとありふれた言葉が言いたい。


シュナモヒカン部。

一人の力では、幸せにできる子は限られています。

まだまだ僕やあなたを必要としている子がいます。

幸せな子が少しでも増えることを願って。

ラヴくんはお空組になってしまったけれど、

部活動は続きます。

皆様、もう少しお付き合いくださいませ。



少しせつないけれど

ラヴくんとパパとママの日々

それは一旦、今日で終わり。



もしかしたらいつか、幸せな生活を一緒に過ごしてくれる子が現れるかもしれません。




ラヴくん、今は汚れた体もすっかりきれいになって、目の前で静かに眠っています。


声をかければ、

「パパ、何?眠いんだけど。」と言いたげな顔を上げそうです。


最後になりましたが、応援してくださった皆様、

ブログを読んでくださった皆様に心から御礼申し上げます。

ラヴくんとの思い出は尽きませんが、このくらいで。



さぁ、ラヴくん、今日はゆっくり寝ようか。

ありがとう、

そしていつかまた。




悲しみは決して消えない、

しかし悲しみを抱いていても幸せはそこにある


And fine morning     F. Scott Fitzgerald


写真:ラヴくんを心配して添い寝するぽんちゃん


シュナモヒカン部  the schna mohican club

シュナモヒカン部「ラヴくん」と「ちくわくん。」。シュナモヒカン部のブログなど。

2コメント

  • 1000 / 1000

  • 松田良平

    2020.01.10 03:42

    @みっくchanありがとうございます。 先ほどお空へ向かいましたU^ェ^U
  • みっくchan

    2020.01.09 22:27

    ラブ君 すんごくがんばったね 偉かったよ ラブ君のがんばりは 本当にすごくてみんなの勇気になっていたことと思います だから ありがとう💕ゆっくり休んで そして大好きなパパママの側に居てあげてね✨ 今はただただ悲しみの中だと思います 泣いていいんです 泣いた方がいいんです ただ悲しみに飲み込まれませんように ぽんちゃんと空見上げてくださいね